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待ってましたぞ2週間!
先々週は観られなかったので張り切って観ました(笑)

始まりました準決勝!
私が作中で1、2を争うほど好きなエピソードです。
ついに左門にスポットが当たり、彼の過去が牧場の口から語られることになります。
農林高の皆さんの熊本弁はイマイチなのに、左門の親戚のおじ・おばさんの方言があまりにネイティブすぎて初見時大笑いしてしまったのですが、聞き取れた方はいらっしゃるんでしょうか…
薄暗い中勉強したせいで目が悪くなり、瓶底眼鏡をかけることとなった左門…草むしりのおかげで足腰が鍛えられ、強打者となった左門…作中一の努力家というか一番努力して這い上がったのって彼ですよね。
星くんは言ってしまえば、巨人の名三塁手と呼ばれた一徹の息子ですし、花形や伴は金持ちの息子ですから…病気がちの弟妹たちがあんちゃんを進学させてという姿にはとても感動しますが、試合中、星くんの体にまとわりつく彼(女)らの恐ろしいことよ…

ホント牧場も伴もいらんこと言うよねって(笑)

回想ののら犬討伐の際の星くんが可愛くてなあ…
ぼろぼろ泣きながらも犬に石をぶち当てる星くん…
この雨の中の準決勝戦が劇的でいいんですよね。

左門の折れたバットを左手で弾く星くんですが、なんと彼の執念は星くんの爪を割った!

初めて読んだとき震えましたよここの回!!!
梶原●騎は天才か????

雨のおかげで試合は順延となり、星くんは近くの病院を渡り歩きます。割れた爪を治すなんていくら何でも無理ですよね…自然治癒を待つしかない…
伴もこういうちょっとした星くんの変化というか違いに気付かないのは鈍感だなと感じますね…
浮かれてたのもあるんでしょうが…

星くんにチューしようとする親父、まじでさ〜????????ありえんですばい!

そんな中で、熊本に帰ろうとする農林高の一行と鉢合わせる星くん。
自分らのような貧乏学校には負けたからには旅館ぐらしは許されんとですたいと左門らが帰ろうとすると、一緒に言っていいですかと尋ねる星くんよ!!!!!!!お前という子は!!!!!
左門いい人だなとしみじみ感じるエピソードです。

駅に着き、別れようとしたところで新聞記者らが走り込んできて、左門に告げたのは川上監督が巨人にスカウトしろと言ったと……
眼鏡を外し、指でレンズをイジイジする左門ですが、し、指紋だらけになっちゃわない??といらん心配をする私…
一連の話を聞いていた星くんは左門の肩をつかみ、よかったな!と涙を溢しつつ自分のことのように喜びます。雨のしずくが垂れたのさと言い残し、帰っていく星くん…もうホントここの流れ大好きです。
星くんの優しい、他人思いの性格がよく現れていると思います。

左門は自分らきょうだいの話を聞いて泣いてくれたのは彼が初めてと言いますが、そんな会う人会う人に自分たちの話をしてたんだろうか…そして聞いた人は、ふ〜んくらいの反応だったんだろうか…というのが初見時からの疑問です。
牧場も言ってしまえば父親は事故死していて、家も立ち退かなきゃいけないかもという問題を抱えていますしね…

さてさて、始まりました決勝戦!
雨で順延となったおかげで、親指の出血は止まってはいるものの、いつまた吹き出すかわからぬ状態。
星くんは痛みに耐えかね、ここでやめてしまおうかとも考えますが、花形の澄んだ瞳に考えを改め、この一瞬を懸命にひたむきに生きようと思い直します。
そのときそのときにすべてを燃やしつくしてこそいつの日にかゆめもはたせるのだっ

スローボールを投げる星くんに花形や観客たちは野次を飛ばしますが、それでも星くんは何にも言いません。と、敬遠を繰り返す中でボールに血がついていることに気付いた伴は慌てて星くんに詰め寄りますが、星くんは黙っていてくれ、と伴を口止めし、マウンドに立ち続けます。


そしてついには血で指が滑ったせいで花形に打たれ、花形率いる紅洋の優勝で甲子園は幕を閉じます。

血に染まったウイニングボールを目の当たりにし、ようやくすべてを知る花形…ホームランの値打ちを下げてまですべてを公表しようとした花形…男だよ!
夕日をバックに泣く伴と抱き合う花形と星くん……作中屈指の名シーンです。いい話だ…


私は初見時、えっ!?星くん負けたの!?巨人入団はどうなるの!?と非常に驚き慌てた覚えがあります。

大いに盛り上がった甲子園が終わり、巨人が左門と花形の獲得に向けて動いていることを知り、星くんはこれからどうしようと悩んでいたところに、伴の親父の野球部解散騒動。
星は山場ばかりで本当すごいなと思います。
そりゃあ当時の読者は熱狂するよね…1週間待たなきゃいけないんですもの…
伴がわけを打ち明けてくれたおかげで泣いてくれる一徹や明子、長屋の人々にこっちまで泣けてきますよ…
自分可愛さを捨てたとき、人間は最高に美しい…
梶原●騎は何を食べたらこんなに素晴らしい物語が書けるのだ…


伴も花形も左門も3年生で星くんこれからどうなるの!?また来年甲子園やるの!?と本を読む手が止まらなかったことを思い出します。

そして起こる伴大造闇討ち事件。
犯人は星くんなのか!?あんなにいい人っぷりを発揮していたのにそんな卑劣なことをするやつだったのか!?と展開を知っていながらもドキドキします。

つい、飲み屋ののれんをくぐりそうになった一徹を止める明子…そんな一徹を見て、苦悩する伴…


駆けていく伴で終わる42話!

あっっと言う間でしたね…ところどころに挟まれるアニメオリジナル展開がよいです。

星は周りの人に恵まれているなと思います。
悪いやつがほとんど出てこない。
皆星くんに出会ったことで影響を受けて、あるいは影響を与えて素晴らしい人間へと成長していく…
星は主人公の少年の成長物語だと言われますが、星くんだけでなくてキャラたち皆成長しているんですよね。青春群像劇と3部タイトルにありますが、星に副題をつけるならまさしくこれだと思います。


タイムマシンがあったら、星連載中および放映中の日本に行ってみたいです…リアルタイムで熱気を浴びたい…


2週間後が今から待ち遠しくてたまりません!!
17日は熊本某所にて高●城さんをお招きしたあゝ五高のトークイベントがあるので2倍楽しみです!!!!!!!!2週間がんばります!!!



いつも訪問、拍手ともにありがとうございます(*ˊᵕˋ*)ノ"
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